NZワーホリ生活を始めるにあたって、最初に直面する課題のひとつがSIMカードの問題です。
仕事探し・家探し・銀行口座の開設など、現地での生活をスムーズに始めるには、ニュージーランドの電話番号は欠かせません。
実際にNZでワーホリを経験した筆者も、渡航直後にSIM選びで悩みました。
この記事では、そんな体験をもとに、これからNZワーホリや長期滞在を始める方に向けて、以下の内容をわかりやすく解説します。
・ニュージーランドで利用できるおすすめSIMカード7選
・【体験談】筆者が実際に使っておすすめするMightyMobileの魅力と注意点
NZワーホリSIMカードおすすめ7選
まずニュージーランドのワーホリに使えるSIMカードのおすすめを紹介します。
SIMを扱う事業者には大手キャリアとMVNO(仮想移動体通信事業者)がそれぞれあります。
日本でいうと大手キャリアはNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルであり、MVNOはahamo、UQ mobile、Y!mobileなどがこれに当たります。
今回はニュージーランドで使うのに適したSIMを大手キャリア3つとMVNO4つに分けてご紹介していきます。
大手キャリア
MVNO
以下は2025年10月時点での7つの最安比較プランです。データ量や速度、契約条件を参考にしてください。
| 大手キャリア | ||||
|---|---|---|---|---|
| キャリア / プラン | 料金(NZ$) | データ量/速度 | 契約条件 | 特徴 | 
| Spark | $43 / 4週間 | 3GB/50Mbps~ | プリペイド | 大手キャリアの中では特に地方に強い。旅行に最適。 | 
| 2degrees | $35 / 4週間 | 3GB/20mbps~ | プリペイド | 第3のキャリアとして人気。1日1時間データ無制限。 | 
| One NZ | $40 / 4週間 | 3GB/20mbps~ | プリペイド | 大容量+高速通信を求める方向け。 | 
| 格安キャリア(MVNO) | ||||
| キャリア / プラン | 料金(NZ$) | データ量/速度 | 契約条件 | 特徴 | 
| Kogan Mobile | $15 / 4週間 | 1.5GB/20mbps~ | プリペイド | キャンペーン多め。OneNZ回線使用。 | 
| Skinny Mobile | $17 / 4週間 | 1.5GB/50mbps~ | プリペイド | キャンペーンや紹介で追加ギガ入手可。Spark回線使用。 | 
| Rocket Mobile | $30 / 4週間 | 無制限/2Mbps | プリペイド | どのプランもデータ無制限が魅力。Web閲覧、文字主体のSNSであれば問題ないレベル。OneNZ回線使用。 | 
| Mighty Mobile Unlimited | $40/ 4週間 | 無制限/10Mbps | プリペイド | どのプランもデータ無制限が魅力。SNS(ショート動画含む)は快適に使える。OneNZ回線使用。 | 
・通信速度は場所によって異なります(表は市街地を想定)
・大手キャリアにはグループプランもあり
NZワーホリSIM購入方法|空港での買い方
ここからはニュージーランド現地でのSIM購入の流れをご説明します。
まず渡航直後はトラベルSIMを空港のDutyFreeショップで購入してから、トラベルSIMの有効期限3カ月が終わるまでに現地のSIMへと乗り換える方法がベストです。
というのも最初の3カ月で家、仕事探し、他の手続きなどで電話番号を使用しているため、そのまま同じ電話番号を使いたい方にはこのトラベルSIMからの現地SIM乗り換えをおすすめします。
では渡航直後に買うべきトラベルSIMについて見ていきましょう。
トラベルSIMにはSparkとOneNZの主要2社があります。空港に売ってあるのも基本的にこの2社です。
以下は2025年10月時点でのSparkとOneNZのトラベルSIM全プランです。価格やデータ量、有効期間を参考にしてください。
| 2025年10月時点でのSparkとOneNZの比較表 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Spark | One NZ | |||||||
| 料金(NZ$) | $29 | $49 | $79 | $129 | $29 | $49 | $69 | $99 | 
| データ量 | 2 GB | 10 GB | 50 GB | 無制限(120 GB超で速度制限) | 2 GB | 10 GB | 40 GB | 100 GB | 
| 国内通話/国内SMS | 200 分/200通 | 無制限/無制限 | 無制限/無制限 | 無制限/無制限 | 200 分/200通 | 無制限/無制限 | 無制限/無制限 | 無制限/無制限 | 
| 国際通話/国内SMS | 100分/100通 | 200分/200通 | 200分/200通 | 300分/300通 | 200 分/200通 | 200 分/200通 | 200 分/200通 | 250 分/250通 | 
| 有効期間 | 90日 | 90日 | 90日 | 90日 | 30日 | 60日 | 90日 | 90日 | 
SparkのトラベルSIM10GBプランを選ぶメリット
筆者が最もおすすめするトラベルSIMは、Sparkの10GBプラン$49です。下記主に3つのメリットがあります。
- 
Spark専用WiFiスポットが街中にある(1日1GBまで)
 - 
空港で即日開通可能(出国直後の免税店)
 - 
初めてのNZ生活にちょうど良い期間と容量
 
One NZの同価格プランが60日なのに対し、Sparkは90日間有効でワーホリなどの長期滞在に最適です。
国内通話・SMSについても両社に差がなくSparkを選ぶ決め手になります。
3か月のスタート用として最もコスパが良い選択です。
3カ月10GBは動画視聴を頻繁に行うと厳しいデータ量ですが、宿や家などではWiFiを使用するとしたら十分なプランです。
購入手順(空港店舗)
- 
店舗でディスプレイ表示を指さしながら「$49 10GB 3months」のプランを買いたい旨を伝えます
 - 
SIMをスマホに挿入(店員さんが設定をしてほしいかどうか聞いてくれますので、特に自分で設定する必要がなければお願いしましょう)
 - 設定完了次第、即時使うことができます!
 
NZワーホリ最適SIM!MightyMobileのメリットと使い方

筆者はニュージーランド滞在3カ月以降のSIMに試行錯誤した際に、MightyMobileにたどり着きました。
MightyMobileをおすすめする理由は、大きく3つあります。
- データ無制限
 - 動画視聴にも不自由しない通信速度
 - オンラインにてeSIMを購入し即時使える点
 
以上の理由から3カ月以降のSIMは、MightyMoblieに切り替えていきます。
先に述べた通り注意してほしいのは、トラベルSIMの有効期間内に切り替えることです。
そうしないと電話番号が維持できなくなってしまいます。
電話番号を変えてもいいという方は問題ないのですが、こちらの記事では電話番号を維持しておくことをおすすめします。
電話番号の引継ぎについてはこちら。
まとめ
これにてNZワーホリでのSIMカードの現地SIM7選とおすすめSIMの解説は以上になります。
最もおすすめするSIM購入の流れは、
- 渡航直後はSparkトラベルSIMで安定スタート
 - トラベルSIMの有効期限3カ月が終わるまでに、MightyMobileへ乗り換え
 
NZワーホリに際してSIMをどうしようか迷われる方は多いと思います。そんな方に向けてこの記事がお役に立てば嬉しいです。
  
  
  
  
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