ニュージーランドのワーキングホリデー(ワーホリ)を考え始めたとき、多くの人が最初に不安に感じるのが「英語力」ではないでしょうか。
「どれくらい話せればいいの?」「今のレベルで本当に大丈夫?」と悩むのは、とても自然なことです。
結論から言うと、完璧な英語力は必要ありません。
しかし一方で、「何も準備しないまま渡航する」のは、かなりもったいないのも事実です。英語は現地で伸びますが、最低限の土台があるかどうかで、伸び方と経験の質が大きく変わります。
この記事では、ニュージーランドワーホリを想定して、
「渡航前にこれだけはやっておくと、現地で楽になる」
という英語勉強法を、やさしい言葉で整理します。
難しい勉強法や、高い教材は前提にしません。
英語が苦手な人、久しぶりに英語に触れる人でも、現実的に続けられる方法に絞っています。
ワーホリ前の英語勉強で大事な考え方
目標は「話せる」より「詰まらない」
渡航前の英語学習でよくある間違いは、「ペラペラにならなきゃ」と思い込んでしまうことです。
でも、ワーホリ前に本当に必要なのは、流暢さよりも止まらずにやり取りできる力です。
たとえば、文法が多少おかしくても、
- 何を伝えたいかは言える
- 相手の言っていることが完全ではなくても分かる
この状態なら、現地生活は十分スタートできます。
逆に、「正しい英語を話そう」と意識しすぎると、
頭の中で考えすぎて、言葉が出てこなくなります。
ワーホリ前は、正しさより反応できることを優先しましょう。
英語は「勉強」より「慣れ」が大きい
英語が苦手だと、「単語帳」「文法書」に戻りがちです。
もちろん基礎は大切ですが、それだけでは現地で使える英語にはなりにくいです。
なぜなら、ワーホリで使う英語は、
テストの英語ではなく、生活の英語だからです。
- 聞き取れなくても、流れで理解する
- 分からないときは聞き返す
- 短い言葉で返す
こうしたやり取りに慣れているかどうかが、実際の生活では重要になります。
「完璧に準備してから行く」は存在しない
英語学習には、終わりがありません。
だから、「もう少し勉強してから」「完璧になってから」と考えていると、いつまでも出発できなくなります。
渡航前の英語勉強は、
現地で伸ばすための準備
と割り切るのがちょうどいいです。
「全部分からなくてもいい。でも、何も分からない状態では行かない」
このラインを目指すのが現実的です。
渡航前にやっておきたい英語勉強法
中学レベルの英語を「使える形」で復習する
まずおすすめなのは、中学英語の復習です。
ただし、文法問題を解く形ではなく、声に出して使う形で行うのがポイントです。
たとえば、
- I want to ~
- I’m looking for ~
- Can I ~ ?
こうした基本表現を、
「自分の生活に当てはめて言えるか」
を意識して練習します。
頭で分かっている文法でも、口に出すと意外と詰まります。
この「詰まり」を減らしておくだけで、現地での会話がかなり楽になります。
リスニングは「完璧に聞かない」
英語のリスニングが苦手な人は多いですが、
渡航前に意識してほしいのは、「全部聞き取ろうとしない」ことです。
ニュージーランド英語は、日本で習うアメリカ英語と少し違います。
最初から完璧に聞き取れる人は、ほとんどいません。
だから、
- キーワードだけ拾う
- 雰囲気で意味をつかむ
この練習をしておくと、現地でのストレスが減ります。
英語の動画や音声を流しながら、
「分からない部分があっても止めない」
という聞き方に慣れておくのがおすすめです。
独り言英会話で「口を英語に慣らす」
英会話スクールに通わなくてもできる、効果的な方法が独り言英語です。
たとえば、
- 今日やることを英語で言ってみる
- 今の気持ちを短い英語で表す
内容はシンプルで構いません。
大事なのは、「英語を口から出すこと」に慣れることです。
誰にも聞かれない環境なので、間違いを気にせず練習できます。
この習慣がある人は、現地で話すハードルが明らかに低くなります。
ニュージーランドワーホリ向けの実践的な準備
よく使う場面の英語を先に知っておく
ワーホリ初期に使う英語は、実はかなり限られています。
- 宿泊先でのやり取り
- 買い物
- 仕事探しの簡単な会話
これらの場面でよく使う表現を、
「丸暗記」ではなく「意味が分かる状態」で知っておくだけでも安心感が違います。
聞き返す英語を準備しておく
英語が分からないとき、黙ってしまうのが一番つらいです。
だからこそ、聞き返すフレーズを先に用意しておくと助けになります。
たとえば、
- Could you say that again?
- Sorry, I didn’t catch that.
こうした一言が言えるだけで、会話が止まりにくくなります。
これは英語力というより、準備の問題です。
勉強量より「継続」を優先する
渡航前は、準備で忙しくなりがちです。
英語勉強に何時間も取れない人も多いでしょう。
それでも、
- 毎日10分
- 毎日少しでも英語に触れる
この積み重ねは、想像以上に効いてきます。
短時間でも「英語が生活の中にある状態」を作ることが大切です。
体験談:英語が不安でも大丈夫だった理由
私自身、ワーホリ前の英語力は決して高くありませんでした。
文法も完璧ではなく、リスニングも苦手でした。
それでも現地で大きく困らなかったのは、
「話そうとする準備」だけはしていたからだと思っています。
完璧な文章で話せなくても、
単語とジェスチャーで伝えようとすると、相手は意外と待ってくれます。
そして、使う英語はだんだん決まってきます。
渡航前にやっておいた独り言英語や、基本フレーズの練習は、
現地で話し始める最初の一歩を確実に軽くしてくれました。
まとめ:渡航前の英語勉強は「準備」で十分
ニュージーランドワーホリに向けた英語勉強は、
「完璧を目指すもの」ではありません。
- 正しく話せなくてもいい
- 分からないことがあってもいい
- でも、何も準備しないのはもったいない
渡航前に必要なのは、
英語に触れて、口を動かして、怖さを減らしておくことです。
現地に行けば、英語は毎日使います。
だからこそ、出発前は「少し慣れておく」だけで十分です。
英語に自信がなくても、ワーホリは始められます。
準備をした分だけ、現地でのスタートが楽になる。
それくらいの気持ちで、英語と向き合ってみてください。


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