「ニュージーランドのワーホリ、気になるけど、正直なところよくわからない…」
そんな人向けに、
- ワーホリってそもそも何なのか
- ニュージーランドの場合の条件・ビザの基本ルール
- 実際にどんなことができて、何ができないのか
を、できるだけ専門用語をかみ砕いてまとめました。
ニュージーランドのワーホリってどんな制度?
「旅」がメイン、「仕事」はサブのビザ
ワーキングホリデー(Working Holiday)は、
「観光(ホリデー)がメインで、その費用を補うために働くことが認められているビザ」です。
ニュージーランド政府は、一定の条件を満たす若い世代に対して、
最長おおむね12ヶ月程度の滞在
その間の就労(アルバイト・短期仕事)
を認めています。
ポイントはここです👇
「就職ビザ」ではなく、あくまで“旅が中心”という位置づけ
語学学校に通ったり、ファームやカフェで働いたり、国内を周遊したり…
→ 「暮らすように旅する」ためのビザ
日本人も対象?年齢は?
日本はニュージーランドとワーホリ協定を結んでいる国のひとつで、
日本国籍の人もニュージーランドのワーホリビザに申請できます。
年齢は、
申請時点で18〜30歳(両方含む) が条件です。
移民局
「30歳のうちに申請すればOK?」「31歳の誕生日を迎えたら?」などは、
申請タイミングがシビアなので、誕生日と相談しつつ逆算して計画する人が多いです。
ニュージーランドワーホリビザの基本条件
ここでは、日本からニュージーランドのワーホリに行く前提で、
代表的な条件だけをシンプルに整理します。
※細かい条件・国ごとの差は必ず公式サイトで確認してください。
① 年齢・国籍・滞在期間
日本国籍であること
申請時に18〜30歳であること
最長12ヶ月まで滞在可能(日本人の場合)
② 資金条件(貯金額の目安)
ニュージーランドのワーホリビザでは、
最低 NZD $4,200 以上の資金を持っていることが条件のひとつとして明記されています。
- 帰国便の航空券をすでに持っている
- 帰国便を買えるだけの追加資金がある
ことも求められます。(証明方法は時期やケースによって異なるので、公式サイトで要確認)
③ 健康状態・犯罪歴
一定の健康状態を満たすこと
重い犯罪歴がないこと
などの条件も含まれます。必要に応じて、健康診断や追加書類が求められるケースもあります。
④ 同伴家族がいないこと
ほとんどのワーホリスキームと同様に、
子どもなどの扶養家族を同伴しての参加は不可です。
⑤ 回数制限
多くの国・地域では、
ワーホリビザは一生に一度だけ
というルールが一般的です。ニュージーランドも原則は同様で、
「ニュージーランドのワーホリ」自体は基本1回きりのチャンスと考えておくのが無難です。
申請の流れと必要な準備
ここからは、実際に申請するまでの大まかな流れをイメージできるように整理します。
※あくまで「全体像」なので、細かい手順などは省略しています。
① 情報収集&スケジュールを決める
まずやることはこの3つ。
希望の出発時期(例:2026年3月〜)
渡航期間の目安(例:半年/1年)
貯金のゴール(例:○月までに○○万円)
国によってはワーホリビザに年間の人数制限(クオータ)がありますが、
日本については年齢以外の基本条件を満たせば申請可能と案内されているケースが多いです。
② オンラインでビザ申請
ニュージーランドのワーホリビザ申請は、基本的にオンラインで完結します。
Immigration New Zealand のサイトでアカウント作成
申請フォームに個人情報や滞在プランを入力
必要書類のアップロード
申請料金をオンライン決済
申請費用は無料ですが、2025年現在は国際観光税100ドル徴収されます。(ワーホリビザについては左記の通り、その他のビザは費用が異なります。)
③ 審査・ビザ発給
審査期間の目安:多くの場合数週間程度
ビザが許可されると、メールでeVisa(電子ビザ)の通知が届きます
このビザ許可の通知メールは、
印刷してパスポートと一緒に持ち歩く人が多いです(入国時の説明がスムーズになるため)。
④ 出発前の「やっておくと楽なこと」
ビザが取れたら、次のような準備に入ります。
- 航空券の手配(片道+貯金/往復)
- 海外旅行保険・ワーホリ保険の加入
- クレジットカード・デビットカードの準備
- 英文の残高証明書(必要になりそうなら)
- 英文の履歴書(CV)テンプレート作成
このあたりを出発前に固めておくと、
現地で「仕事探し」「フラット探し」を始めるときにかなり楽になります。
ニュージーランドワーホリでできること
「ビザはわかったけど、実際何ができるの?」
という部分を、もう少し具体的にイメージできるように書いてみます。
① ニュージーランド国内を自由に旅行できる
北島のオークランド、ウェリントン
南島のクライストチャーチ、クイーンズタウン、ネルソン…
などを、自分のペースで長期滞在しながら回れるのがワーホリ最大の魅力です。
普通の観光ビザだと「2〜3週間」で駆け足になりがちなところを、
1〜2ヶ月同じ街に住んでみる
仕事を変えながら移動する
といった“暮らすような旅”が可能になります。
② 現地で働いてみる(アルバイト・短期仕事)
ワーホリビザでは、
フルタイム・パートタイム・カジュアルジョブなど、幅広く就労が可能です。
日本人に人気の仕事例としては:
- カフェ・レストラン・バーガーショップなどのホスピタリティ
- 果物のピッキング・パッキングなどのファームジョブ
- ホステル・バックパッカーのハウスキーピング
- 工場・倉庫のピッキング、ライン作業 など
仕事を通して英語の実践練習、ニュージーランドの職場文化や働き方または多国籍な友人や同僚との出会いを経験できるのが大きなメリットです。
③ 語学学校に通う
ワーホリでも、一定期間の語学学校(Language School)通学が可能です。
よくあるパターンは:
渡航して最初の1〜3ヶ月:語学学校で英語の基礎固め
その後:仕事探し+生活にシフト
という流れです。
「最初だけ学校に通って友だちとネットワークを作りたい」という人にも相性がいいです。
④ ローカルな暮らし・趣味を楽しむ
- 現地のスポーツクラブやジムに通う
- マーケット・イベント・フェスに行く
- 週末にトレッキング、ビーチ、キャンプに出かける
など、“住んでいるからこそできる”楽しみ方ができます。
特にニュージーランドはアウトドア天国なので、自然が好きな人にはかなり刺さるはずです。
ニュージーランドワーホリでできないこと・注意点
一方で、ワーホリには「できないこと」「注意したいこと」もあります。
① 就労がメインの長期就労ビザではない
ワーホリは、あくまで観光目的がメインのビザです。
特定の企業に長期就職して、移住を前提に働く
専門職としてフルタイムで働き続ける
といった目的には、本来は向いていません。
もし「長期的に移住したい」「専門職としてキャリアを積みたい」のであれば、
別の就労ビザ・永住権のルートを調べる必要があります。
② ビザ期限を超えて滞在すること
ワーホリビザの許可期間を超えて滞在すること
就労条件を超えた働き方をすること
は、当然ながらビザ違反になります。
「ちょっとだけなら…」という甘い考えは、
今後のビザ申請や他国への渡航にも影響するリスクがあるので絶対にNGです。
③ 「なんとかなる」で行くとしんどくなりやすい
ワーホリは自由度が高い分、
- 貯金がほとんどない
- 英語の準備もしていない
- 情報もほぼ調べずに来た
という状態だと、現地でメンタル的にしんどくなりやすいです。
特にニュージーランドは物価が高めなので、
最低条件の NZD $4,200 だけではなく
「+αの予備資金」も意識して準備しておくのがおすすめです。
どんな人に向いている?出発前に考えたいこと
最後に、「ニュージーランドワーホリが向いている人」をざっくり整理してみます。
ニュージーランドワーホリが向いている人
- 自然が好きで、都会よりも落ち着いた環境が合う
- 英語を「机の上」ではなく、生活の中で使いながら学びたい
- カフェ・ホスピタリティ・ファームなど、現地ならではの仕事に興味がある
- 1つの国を「住む目線」でじっくり見てみたい
逆に、こんな人は要注意
- 貯金ゼロに近く、現地での生活費もギリギリ
- 「一年以内に絶対に高収入を稼ぎたい」という目的が強すぎる
- 海外生活にあまり興味がなく、単に日本から逃げたいだけ…
こういった場合は、一度立ち止まって、
日本で少し貯金を増やしてから行く
留学・就職など他の選択肢も含めて考えてみる
というステップを挟んだ方が、結果的に満足度が高くなることもあります。
まとめ:まずは「条件を知ること」が一歩目
この記事では、
ニュージーランドワーホリとはどんな制度か
ワーホリビザの基本条件(年齢・期間・資金・健康など)
実際にできること・できないこと
向いている人・注意したいポイント
をざっくり整理しました。
ニュージーランドのワーホリは、
「ガチガチの留学でも、ガチガチの就職でもない、
でも“暮らすように旅する”にはちょうどいい選択肢」
という立ち位置のビザです。


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